【本】色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 投稿日時: 2013年4月13日 投稿者: admin 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 村上春樹 むらかみはるき 最近読んだ内田樹の「疲れすぎて眠れぬ夜のために」で、村上春樹を引き合いにうまい文章についてこう評していました。 …脱線しますが、すぐれた作家は、この交話的メッセージを地の文に実に巧みにはさみこみます。情景描写をしているうちに、ふいに読者に向かって、「ねえ。君も、ここにいて、ぼくの話を聞いているんだよね」というような感じを与える「目配せ」をするのです。 読みたい。